魚へんに示申/神「鰰」の読み方と慣用句・魚の特徴

魚へんに示申神「鰰」の読み方と慣用句 (1)

魚へんに示申もしくは神と書いて「鰰」これはなんて読むのでしょうか?榊(さかき)にも似ていますが、正解は「はたはた」という魚の名前になります。この記事では「鰰」の他の読み方や慣用句、気になる魚の特徴について解説していきます。

目次

鰰の読み方

  • 音読み:-
  • 訓読み:はたはた

鰰は基本的に「はたはた」と読みます。

鰰はどんな魚?

鰰(はたはた)Arctoscopus japonicus

鰰(はたはた)はスズキ目ハタハタ科に属する海水魚です。はたはたはカミナリウオとも呼ばれる魚です。

学名はArctoscopus japonicus。
体長は15〜20cmほどで、体色は銀白色で、背中側は黒っぽい色をしています。

鰰は日本海やオホーツク海、ベーリング海などに生息し、冬から春にかけて産卵のために沿岸部に接岸します。 底生魚ですが、昼夜問わず活発に活動します。プランクトンや小型の甲殻類を餌としています。

鰰で有名な料理

鰰は日本海側の地域を中心に、冬の味覚として親しまれています。

代表的な料理は「鰰のぬか漬け」で、鰰を麹と塩で漬け込んだ発酵食品です。 鰰特有の臭みがぬか床の中で抜け、旨味が凝縮されます。ご飯のおかずにぴったりの一品です。

また、鰰の卵を使った「鰰の子」も有名です。鰰の子は、醤油漬けや味噌漬けに加工されることが多いです。日本酒のつまみとしても人気があります。

このほか、鰰の唐揚げや鍋物、みりん干しなども美味しいとされています。

鰰の漢字を使った慣用句

鰰の漢字を使った特定の慣用句は一般的ではありません。

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この記事を書いた人

小学校教諭(担任持ち)の実務経験あり。元は保健体育教師として体育を専科していたが、臨任で小学校に赴任してから子供達に教科を網羅的に学習させることに触れ、"学び"に関しての興味が湧く。自身がアクアリウムに関心もあることから、WEBメディア「アクアリウムTIPS」や「魚へんの漢字辞典」といったアクアリウムと学びをミックスさせたコンテンツ作成に励んでいる。

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