魚へんに念と書いて「鯰」これはなんて読むのでしょうか?この記事では「鯰」の読み方や慣用句、気になる魚の特徴について解説していきます。
目次
鯰の読み方
- 音読み:デイ、ネイ
- 訓読み:なまず
鯰は基本的に「なまず」と読みます。
鯰はどんな魚?
鯰(なまず)はナマズ目ナマズ科に属する淡水魚です。
体長は一般的に50〜100cmほどで、大型のものは2mを超えることもあります。体は細長く、頭部は扁平で大きな口を持っています。体色は黒褐色や灰色がかった茶色で、不規則な斑紋があります。ヒゲは4対あり、2対は上顎、2対は下顎にあります。
鯰は日本各地の河川や湖沼、水田などに生息しています。夜行性で、魚類や甲殻類、水生昆虫などを捕食します。 泥の中に潜ることができ、水底の泥の中で冬眠することが知られています。
鯰で有名な料理
鯰は食用魚としても知られ、様々な調理法で食されています。
代表的な料理は「鯰の蒲焼」で、鯰を蒲焼のタレで味付けしてグリルで焼いたものです。 ふっくらとした身とコクのあるタレの味わいが特徴です。
また、鯰を使った鍋料理も有名です。「なまず鍋」や「坂東煮」などが代表的で、鯰の身は煮崩れしにくく、しっかりとした味わいがあります。
このほか、唐揚げや甘露煮、佃煮などにも利用されます。鯰の身は臭みがなく、クセがないためどんな調理法にも合います。
鯰の漢字を使った慣用句
鯰の漢字を使った慣用句は特にありません。