魚へんに東/柬と書いて「鰊」これはなんて読むのでしょうか？正解はニシンです。ニシンはカタカナ表記で見ることは多いですが、漢字で「鰊」と表記されることは珍しいかもしれません。この記事では「鰊」のニシン以外の読み方や慣用句、気になる魚の特徴について解説していきます。
目次
鰊の読み方
- 音読み：ヒ
- 訓読み：にしん
鰊は基本的に「にしん」と読みます。
ちなみに鰊の右側の文字の「柬」はヒガシとは読みません。
音読みでカン、訓読みで、えらぶ・えりわける・てがみ・なふだと読みます。
鰊はどんな魚？
鰊（にしん）はニシン目ニシン科に属する海水魚です。
体長は20〜30cmほどで、細長い体型をしています。体色は銀白色で、背中側はやや青みがかっています。目が大きく、口は小さいのが特徴です。
鰊は北海道周辺の海域に多く生息し、春から夏にかけて産卵のために沿岸部に接岸します。 回遊性の魚で、大群で移動することが知られています。プランクトンを主な餌としています。
鰊で有名な料理
鰊は北海道を代表する食材の一つで、様々な調理法で食されています。
代表的な料理は「身欠きにしん」で、鰊を開いて内臓を取り除き、干した後に水で戻して調理したものです。 身欠きにしんは、焼き物や煮物、卵とじなどで食べられます。
また、鰊の卵を使った「数の子」も有名です。数の子は、醤油漬けや味噌漬け、山海漬けなどに加工されます。
このほか、ニシン漬けやニシン飯、ニシンそばなど、鰊を使った多彩な料理があります。鰊は日本の食文化に欠かせない食材の一つと言えるでしょう。
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鰊の漢字を使った慣用句
鰊の漢字を使った慣用句は特にありません。
